窓際の特等席



………だが。


あっさりと私の夢は終わった。


私のバイトは始まりから終わった。


なぜか?


知りませんっ!



うちの学校の生活指導の先生が。


いや。


その先生の兄が。



メイド喫茶の店長だったのだ。




前に私と同じように考えた生徒がいたらしく、年齢や学校のチェックが入ることになった。


あっさり。


酷すぎる。



「あした、職員室に来なさいって言ってたよ。」


と兄店長さんがいった。