「七瀬ー!」

「あいなちゃん、せんせー呼んでるよ。」

「…ぇ?」

私はぼけーとしていて、隣にいたゆいちゃんに教えられた。


「おーい。七瀬。」


「あ、はい。」


私は、ごめんね。と言って席をたち、先生のところへ行った。


「なんですか?」

「保健委員がひとり足りなくてな。2ヶ月だけやってくれないか?」


「え。あ、はい。いいですよ。放課後だけでしたっけ?」

「あぁ。放課後、保健室の管理と各階の水飲み場の点検だ。保健室は立川先生もいるし、大丈夫だろ?」


「はい。わかりました。」


「悪いな。じゃあ今日からお願いするな。」



そう行って、教室を出ていった担任の先生。



保健委員代理を頼まれてしまった。


でも、放課後の暇な時間を少しでも潰せていいな。