振り返って瑠香の顔を見る。
もう駄目だ。
この顔は誰かに惚れたな。
そう思った瞬間、

(優くんじゃ…ないよね?)

そう言葉が過った。

「る・・・か?」

「ん?・・・あぁ、
ごめんごめんw
さて、帰るかっ♪」

とっても上機嫌な瑠香。
だんだんと不安が
募っていく。
聞こうか・・・
でも、無理に聞いちゃ
悪いし・・・。

家に着いて、
寝るまで優くんが
私の頭の中を
支配していた。

明日・・・会ったら、
挨拶くらいしておこう。