「あんた、なんで勝手に撮って‥‥!」
文句を言おうとしたら、ぐいっと腕を掴まれて。
わたしは無理矢理に立たされた。
胸の辺りにスクールバッグを押し付けられる。
「わたしんちに来い」
「――は?」
「来い」
ぐいぐいぐい。
かなり強引に連れていかれて、廊下に出た。
「ちょっと待ってよ、今から?!」
「当たり前だろ」
なにが当たり前なんだ?!
千鶴の行動が予測不能過ぎて、わけがわからない。
「なんで!」
とりあえず理由が知りたくて言ったら、
「友達だから」
と返された。
『友達』ってものをなんだと思ってるんだ‥‥。
