そもそも。
友達ってこんなふうに作るもの?
自然に仲良くなっていくのが普通なんじゃないかな。
それに、態度が上からに見えるんですけど。
言いたいことはいろいろある。
あるけれど、それよりも驚きが勝ってしまって。
「――――」
固まってしまう、わたし。
千鶴はポケットから携帯を取り出した。
そしてわたしの横に移動してくる。
「あ、あの‥‥?」
「友達になった記念」
ピロリン、と音がした。
「え、え、なに?」
戸惑うわたしをよそに、千鶴が携帯の画面を確認する。
わたしはそれを横から覗いてみた。
画面には、肩を寄せあうわたしと千鶴の姿。
千鶴が自分撮りの要領で、ツーショット写真を撮ったんだと気づく。
