ねえ神様。


あたしはあなたを憎んでは
いけませんか?


何度も何度も何度も何度も

手を合わせてお願いした。


神様‥あなたは意地悪です。




涙が溢れて止まらない。

どこがで、わかってた。

結果はこうだって。


だけど‥信じてた。

信じて信じて信じて信じて

‥‥結果これかよ。


でも‥‥雄大だけは恨めない。

好きだもん。



泣いている結衣はきっとまだ

フラれたことが現実なんだと

受け入れられずにいた。