「あっ!!やばいこんな時間。」



「ほんとだ。また、遅刻だね。送ってこっか??」




にっこりと笑っていった。




「どうやって??」




そう聞いたら、


ふわっと、体が浮いた。




そして、地面が、遠くなった。





「つかまってろよ。」




そう言われたけど、今の状況が読めない。





ビュー




と、風をきるように飛んだ。





めちゃくちゃ、スピードが速い。





落ちる。



てか、高いところ苦手ではないけど、このスピードは無理。




ギュッと、瀧にしがみついてしまった。