「で、さっきから聞いている様になんで、そこまで私のこと知ってるの?」



「ごめん、ごめん。いつもこんなこと言わなくても聞かれなかったから。」



コイツ、絶対に自分がモテることを強調してるし。



私は、顔なんて興味ないから、関係ないけど顔しか見てない人もいるからなぁ。



私はコイツのことたった今嫌いになった。


マジでウザイよコイツ。





イライラしていたら、



「まぁ、立ち話もなんだし、もうすぐ家に着くから家でいい??」



「別にいいけど。」



「じゃあ、行くか。」






コイツのせいで、全然進んでなかった道を、再び歩き始めた。




それから、どうでもいい話を、瀧が延々と話していたら、



「俺んちここ。」



本当に私の家の近くだった。



てか、隣だし。



コイツと家が隣なんて最悪。



今日は本当に最悪の日かもしれない。