「もう、20歳になったでしょ?」

そう言って、私に、

カクテルをくれた。


・・・

そうだ。わたし、誕生日だったっけ。


「ありがとう」

私は、初めてのお酒を

一気に、飲み干した。


「メガネ君と、なんかあった?」

「・・・・

もう、終わりかもしれません」

「?!・・・

苺ちゃんには、

オレがいるよ?」

凌也さんの言葉が、

胸にしみた。

・・・・

メガネ君に、

会いたいよ・・・