なにか大切なこと忘れているような…?

はっ………!

雷姉!

雷姉はソファーに座っておかしをたべて

いる。

雷姉の気まぐれさは、

疲れるとかの問題じゃなくて

恐怖なのだ。

機嫌が悪いときに話しかけたら……。

考えただけで、ブルッと身震いした。

「ら、雷姉…DVDみてもい、い?」

バクバク。

かなり勇気を振り絞っていった。

「いーよー。料理手伝うから。」

ほぇ!?

よ、よかった……。

気分屋さんな雷姉…。