さくらんぼなあたしと王子様

「…そんな瞳で見んな。」

バッと雛斗はあたしから顔を背けた。

そんなめ?どんな目…?

「谷川と何かあった?」

きゅっっ

首を傾げる癖もすごく可愛く見えて、
…愛おしい。

「無視かよ?」

くるくる、パスタみたいに自分の

指にあたしの髪を絡ませては

離して、また絡めて…

の繰り返しをしながら

「莉愛のくせに生意気。」