さくらんぼなあたしと王子様

「ううんっ!
な、なんでもないよっ!」

可愛い顔が近くてあたしは

バッと顔をそらした。

「莉愛チャン顔あかーい!」

「………!!」

そんな、ちょっと意地悪な事を

言われてもっとあたしの顔は

赤くなった…。

「僕の事、意識してる??」

小悪魔みたいな表情で葉瑠くんは

ジッとあたしの瞳を見つめる。