さくらんぼなあたしと王子様

「こっち向けよ。」

「ッッ……!?」

は、は、恥ずかしい!

ドックン!ドックン!
って心臓が鳴る。  

その音が速くなるにつれ、

涙もたまる。

簡単にあたしにふれないで…◦

強いその瞳であたしをみないで…◦

閉じ込めたキモチが溢れだしちゃうよ…。

「雛斗…っ。」

もう、名前を呼ぶだけで泣いちゃいそう…。