さくらんぼなあたしと王子様

「ん?」

「……ッ。
プ、プリント、テーブルの
上に置いたから!」

首を傾げる姿も何回みたかな…。

そのたびに、あたしの

心臓はもっとうるさくなって…。

「来てくれてありがとな?」

ポンポンって頭の上に乗せた

手が熱くて、すごく雛斗を感じた。

触れられると泣きそうなくらいに

………愛しく思えた。