さくらんぼなあたしと王子様

「どうして?」

どうしてここに?

あたしがいるの知ってたの?

それとも偶然?

「莉愛がいるかなーって。」

キュッン

甘く、甘く、あたしの胸が

小さく飛び跳ねた。

「雛…斗…。」

あたしは、キュッと雛斗の

腕の裾を握った。