さくらんぼなあたしと王子様

おくるなんて…ダメっダメ!!

誰かに見られたりでもしたら…!

ブルブル

寒気がした。

それに、雛斗と並んで歩ける余裕なんて
ないよ…。

「もう、帰っちゃうんですか?!
ちょっと、待っててください!!
おいしい紅茶があるので持ってきます!」

「あ、あたし紅茶の…」

めないの…。

っていう前に優依梨ちゃんはいなくなっていた。


ど、どうしよっ…。

「いいから、もらっとけ。」

雛斗があたしの頭をポンポン、とした。

キュン。

「でも…。」

わるいよ…。