「はぁ~~~。」

次の日電車に乗っている間

あたしはため息の連発だった。

「莉愛、最近変……。」

世羅ちゃんは手を口にもっていき、

横目であたしをみた。

「まさか、恋煩い……?」

キラリン、と世羅ちゃんの瞳が

光った。