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30分後、救急車がきた。
すぐさま病院に行ったが、すでに手遅れで、瑞希は17歳で天国へ行った。
お腹の赤ちゃんと一緒に・・・。
「うぅっ。うっ。みず・・きぃ・・」
誰もいないトイレで泣き崩れるあたし。
何で死んだんだよ。
「あたしがもっと早く瑞希が悩んでることに気がついたら。
あたしがもっと早く瑞希の家に行ってたら。瑞希は死んでなかったのかな?」
疑問がたくさん浮かんでくる。
だがそれに答えなんかなくて、虚しく響き渡るだけだった───・・・
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