「桜・・さん?」
「ん?」
「桜さんは悪くありません」
そう言ってニッコリ微笑む瑞希。
瑞希のほうが辛いはずのに・・っ!
「でも・・・」
あたしから目を逸らして空を見上げる瑞希。
「ラデューガは・・・引退させてもらいます」
「・・・え」
引・・退・・?
驚きのあまり瞬きするのを忘れてしまいそうになった。
涙は一気に止まり、変わりに罪悪感が出てきた。
「わか・・った」
「すみません、桜さん」
瑞希は自らラデューガに入ってきたわけじゃない。
あたしが誘ったんだ。
"あなた強いらしいね"
"よかったらあたしのグループに入らない?"
