こんなことしか言えない自分が情けない。




「ギャハハハハハ!」




バリーン!
バリバリーン!!




下品な笑い声と同時に、窓ガラスが割れる音がした。




「・・・っ」




あたしは唇を噛んで必死に耐えた。



この時のあたしの感情は
怖い、悲しい、笑い、泣き。
どれに当てはまったろう。


多分
恐ろしいと怒りだったと思う。



次から次へと窓ガラスを割っていく・・・
チジシ。