ハツ☆ラツ



「あたしは・・・久君じゃないとだめだ。」



「リオン・・・。俺もリオンじゃないとダメ。」


「でもね・・・たまに不安になるの。」





「どうして?」


「ヒサ君がいなくなったらどうしようって」




「大丈夫。俺はいなくなったりなんかしない。」


「ほんとに?」

「うん。ずっと一緒にいる。」


そういうとヒサくんはあたしを抱き締めた。