「く〜る〜み!!!!」

私を呼ぶ声。
彼女は林田愛梨。
私の親友である。

ロングで艶々な黒い髪の毛。
大きな黒い瞳。
少し着崩した制服。
スタイル抜群な体。

どこからみても完璧で
美しい美少女である。
女の私からみてもドキッと
させられるほどである。

そんな彼女はかなり毒舌だったりする。
性格もサバサバしていて
大人っぽい。


「胡桃ちゃ〜ん??」

私の目の前で手をブンブン振っている。


「あっ!!ごめん。ボーッとしてた」



愛梨はチッっと舌打ちをして

「ボーッとしてる暇あったら手伝いなさいよ!!」



そういって私の腕を引っ張っていった。