「ふっ~、うっ・・・うぇ~ん」




暗い夜、ある公園のブランコで、少女が泣いていた




辺りは真っ暗だった











コツコツ


コツコツ







遠くの方からヒールをたてて歩く音が聞こえてきた









コツコツ




コツコツ




コツコツ









だんだんとその音は近づいてきた








コツコツ




コツコツ







フードを被った女が公園に入ってきた





「うぇっ~」








女は、未だ泣いている女の子に近づく






しかし、女の子は気づかない










「ふっ、ふぇっ・・・・」