「おわったぁ・・・」
「佳音、俺、今回めっちゃ解けたよ！！」
はい。今日はテストでした・・・。
あれから1週間、毎日勉強教えましたよ。
「あたし今回ほとんど自分の勉強しないで教えたんだから、まさかヒロも裕篤も平均点超えるよね？」
「「今回は自信あるから大丈夫！！」」
あたしは2人の返事に笑顔で頷いた。
「それにしても・・・龍は大丈夫なのかな？」
「あぁ・・・平均点くらいはとってるんじゃないかな？」
授業中寝てる癖に平均とってるんだ・・・。
「まぁ、せっかくテストおわったし、明日も休みなんだから今日は遊びに行こう！」
「遊びに行くって何処に・・・？」
「ついてからのお楽しみ」
裕篤はそういうと、皆を連れて教室を出た。
「ヒロ、あそこでいいよな」
「おう。佳音は初めてだし、びっくりするんだろうな」
2人はあたし達を引っ張りながらそんな会話をしていた。
