鈴花side


一応 プチ事件は一段落ついて私は教室に向かう

『あぁ〜〜鈴花ぁ〜〜
おっはよ〜〜!』

あっ 綾乃だ!

「あっ! 綾乃!
おっはよ〜〜
ちょっと時間ある?
話しがあるんだ…」

ビックリするだろうな…
なんて言うかな?
“よかったね”
とか言ってくれるかな?

『何々? 良い報告?
時間ならバリバリあるよぉ〜
ってか
うちも 佐々木と2人で
休みだったから
詳しく聞こうと
思ってた所よ(笑)』

えぇ〜〜〜
もしかして 気づかれてる?
まぁ どうせ報告するんだし
一緒か…

「そうなの…
ここじゃ話しずらいし
屋上に行かない?」

『いいよぉ〜〜
鈴花の話しが聞けるなら
どこにでも行きますよ(笑)』