鈴花side
朝
学校で1人でずっと考えてる
が…
ウ〜ン
やっぱり1人で考えても
どう頑張っても
やっぱりわかんない…
やっぱり ここは綾乃に相談
するべきだよね!
うん きっとそう!
だって 1人じゃあ
どうにもなんないし…
あっ 綾乃だ!
「おはよう!」
『おはよう! 何?
どしたの? 今日すごい勢いがいいね』
「そ そうかな…?
実は 相談があって…」
『何? 恋の悩み?
ドーンと任せて!
この綾乃先生が
すぐに解決するから(笑)』
な なんと!
恋の悩みなんて…
この15年間
恋をしたことがない私なのに
何を 馬鹿なことを…
って自分の事だけど
悲しいヤツだな… 私…(泣)
「そんなわけ ないじゃん!
まぁ その相談っていうのが…実は… 佐々木君の事が
気になるっていうかぁ…
こう なんともいえない気持ちになるんだよね…
これって 病気なのかな?」
どうか
病気じゃありませんように
『…』
「えっ… やっぱり病気?」
『もしかして あんた鈍感?
それは 恋よ!
コ・イ オッケー?』
「…」
『オーイ? 生きてる?』
「ま ま マヂぃ〜〜〜〜」
この 私が恋をしただと!
