蓮side


「佐々木君?」

やっぱり 三好の声だった…

「ここです」
と 今にも走り出しそうな
勢いでしゃべる



せっかく場所がわかったのに
これ以上どっか行かれると
また 探さなきゃいけない…

「動くなよ!」
っと言ってさらに急ぐ

あっ 居た…

棒立ちになってるカワイイ子が
見えてきた

マヂ良かった…
つか俺
なんでこんな心配してんだ?
やっぱり カワイイから?

まぁ いいや

とりあえず 教室に戻んなきゃ