「今」、君を愛する。


玲は私を押し倒した。ボタンに手をかけた瞬間。

「やっぱやめとこう。」

「玲、どうしたの?」

「やっぱダメだ…本当わりぃ。」

「何かあったの?汗かいてる」

「…思い出しただけだ。」
「何を思い出したの?」

「昔のこと…。」

「昔のことって?」

「なんでもねぇ。知らなくていいこともあるんだ。」
「何それ…。」

「ごめん、言いたくないんだ。」

「分かった。」