「お前のことが好きだ。」
メールがきた。玲からだ。全てはここから始まった。
ちょっと楽しそうだったから、みんな彼氏がいたから…
興味本意で付き合ってみた。
学校では、いつも通り友達同士。帰りは誰にも見つからないよう帰っていた。
今思えば、玲は私といるところを他の人に見られたくなかったのかもしれない。
玲はたまにセクハラじみたことをいう。
やろうとかw
話しでは乗るけど実際そんなこと考えていなかった。
それも、玲にはあまりいい印象がなかったのかもしれない。
私たちはデートすることになった。
映画館デート。
電車では無言……
「玲?」
「なに?」
「なに見る?」
「わかんね。」
お互い緊張してるみたいだ。
電車を降りて…
「手繋ぐ?」
「うん///」
「恋人繋ぎってどうやんの?」
「こうだよ。」
私は玲の手を強く握った。
「手ちっちゃ。」
「そうかな?」
「お前、家庭科の宿題やった?」
「まだ。」
こんなたわいもない会話が幸せに思えた。
「映画見てるとき、お前にキスしていい?」
「えっ、みんなみてんじゃん」
「大丈夫だよ。席後ろにすりゃいいし。」
「恥ずかしい。」
「分かったよ…。」
「ごめんね?」
「お前が謝る必要ないよ。」

