お兄ちゃんっ…目が笑ってないよっ(笑) 「安心してよ♪俺にとって百合は…簡単に手出されるほど、軽い存在じゃないから……」 寛は真剣な顔をして言った 「……そっか♪なら安心だな(笑)」兄 お兄ちゃんは肩に置いた手を離し、今度は寛の髪をグシャグシャにした なぜか…お兄ちゃんも、パパもママも…嬉しそうだった 私は…まだ分かっていなかった この言葉の、本当の意味を……