君がくれた未来




寛はそう言い、また地面に頭を擦るようにつけた


「寛っ!?やめてっ!!」母


ママが必死になって、寛を立たせようとする


しかし寛はガンとなって聞かない


「百合のことっ…俺が守りますっ」


『っ!?!?!?』


「命に換えてもっ…俺が守るからっ」


寛っ…??


どうして君はっ……


「俺が百合の傍にいてやらなきゃっ…百合はまた一人で泣くっ」


そんなに私を想ってくれるのっ…??


「一時も離れたくないだっ!!!!!」