君がくれた未来




私がそう書くと、


___ギュッ


目の前が真っ暗になった


「それ以上何も言うなっ!!」


寛に抱き締められていた


『寛っ……』


ごめんねっ……


また、辛い思いさせてるよねっ??


君は優しいから……


「百合ちゃん……」先


先生が話しかけてきたから、寛は私から離れた


「一生話せない訳じゃないよ」先


『ぇっ…??』


じゃあ…私はもう一度話せるようになるのっ??