「てめっ…百合に何してんだよっ!!!!!」


その声と同時に、私の体の上から翔が消えた


「ひろぉっ……」


寛が翔を思いっ切り殴り飛ばした


「いってぇ……」


「翔…許さねぇ」


寛はまた翔に殴りかかろうとした


「ゃっ!!もう止めてっ……」


寛っ止めてっ……


「百合っ……」


寛は冷静になったのか、私に駆け寄り抱き締めてくれた


「ぅ~っ……」


私も寛を抱き締め返した