君がくれた未来





「帰って!!!!!」


もう、私はあなたをっ…愛せないっ


「百合……」


「私の名前を呼ばないでっ!!!!!」


私は自分のことを名前で呼ぶ


でも、名前で呼ぶのは…家族、幼なじみ、友達……


そして…彼氏の前だけだった


それは翔も知っている


「ちっ……」


翔の舌打ちが聞こえた


「こいよ」


その声は…今まで聞いたことのない……



低い低い声だった