「後悔したっ……」郁
郁弥くんっ……
「あの時、傷付くのを怖がらずにいたらって……」郁
知らなかった
今まで告白してきた人は…本気じゃなかったのかな……
彼の告白を聞いたら、そんな風に思えた
「幼なじみだからって傍にいられる寛が、羨ましくて、憎かった」郁
「郁弥くんっ……」
「だけど、百合にとっても、寛にとっても、2人が一緒にいなきゃいけない、大切な存在ってことが今日分かったから…良かったよ♪」郁
郁弥くんは微笑んだ
それは、優しそうに
穏やかそうに
でも少し……
切なそうに
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…