君がくれた未来




やめてよっ……


同情なんていらなっ___「ん♪」凉


『ぇっ…??』


神戸くんはポケットから……


「さっきはごめんな…??これ、良かったら使って??」凉


『メモ…帳っ……』


可愛いキャラクターのメモ帳を取り出し、私に差し出した


「俺…同情なんてしないから」凉


『っっっっっ!!!!!!!!!!』


「松山は、松山だろ??」凉


私はっ…私っ…??


「ぁ、あんま近付かない方がいいよな??」凉


神戸くんはそう言うと私から少し離れようとした


___キュッ…


「ぇ…??」凉


『ぁっ…/////』


私はとっさに神戸くんの制服の裾を掴んでしまった