君がくれた未来




「おはよ~っ♪」春


次の日、寛と登校していたら、春がいつも通り抱き付いてきた


『おはよ♪』


私が振り向き笑うと、春も笑ってくれた


「離れろ」


寛が私と春を引き離す


「誰のお陰で百合と仲直り出来たと思ってんのよ」春


春も負けずに言い返す


「はぁ??俺のお陰だろ」


「私に決まってるでしょ!!」春


はぁ……


何でいつもこうなるかな……


私は2人を置いて先に校舎に向かって歩き出した