「じゃあ…気を付けなさいよ??」母


「綾ちゃん分かってるよぉ♪」


「百合がいるなら大丈夫ね♪」母


あれは…小学2年生の時だった


「お母さん行ってきます!!」


「行ってきまぁす♪」


「行ってらっしゃい♪」母


俺たちはいつものように、公園に遊びに行ったんだ


【綾 AYA】とは俺の母さんの名前


俺たちは幼なじみ


俺の両親と、百合の両親も幼なじみで親友だった


だから、夏休みになれば一緒に旅行もするし、普段もご飯を一緒に食べたりする


幼なじみよりも…家族に近い存在だった