パパは私の言葉を聞き、そのまま黙った。



パパはどんなふうに思ってるかな。



もしかしたらおろすためには、とか考えていないかな⁇



不安で仕方が無い。




「ローラはまだ15才だ。高校に入学したばかり。これから将来のことを考えるのが普通だ。」




当然なことをパパは言った。




「だが、ローラに宿った命をなかったことにすることは出来ない。」




パパ…。




「セシールは若い時にローラを産んだ。だから、これからは色々セシールに聞きなさい。」




え、それって…




「産んで…いい、の⁇」