普通は知っているはず。
特に執事は知っていて当然でないと主人の相談やいざ妊娠した時にどんなことがあってもいいようにしないといけないからね。
「炯くんとれんくんは知っていますよ。ただ忘れているだけですよね⁇」
「…ん~……あっ‼思い出した‼4、5年前にやったやつだな‼」
そんなに前から教えられるんだ…。
「それって忘れていいの⁇」
「いや、まだそういう知識は必要ないだろ、普通。」
ですよね。
この年で妊娠なんてしないよね、普通…。
「私達執事は主人の年齢で習うことが変わるのです。もちろん勉強系のものは必修科目になっています。しかし、必修科目とは別に適用選択科目があり、これは性別、年齢で分けられるんです。」
てことは、みんなは15才の女にあった勉強をしてるんだね。
でも、私妊娠したからママになるんだよ⁇
どうするのかな…。
「でも、私達は特別なクラスにいるので一通りのことは完璧なので安心してください、ローラ様。」
「うん、うん。今は忘れたけどもう思い出したから。 それより、ローラちゃんはご主人様と奥様も妊娠のこと喜んでたよね⁇」
「「「「「……。」」」」」
