「それにしても、このローラちゃんのぺったんこなお腹に赤ちゃんがいるなんて不思議だよね~。」
れんが私のお腹をじーっとみながら言った。
確かに。
本当にいるのか心配になる。
あ、そうだ。
「はい。」
と言って病院でもらったものを渡した。
「これ何?」
「暗くてよく見えないぞ。」
「ローラ様、これってまさか……。」
「エコー。」
答えたのは、レオンだった。
レオン知ってたんだ。
「えー‼これが赤ちゃん⁉どこに目があるの⁇なんかアメーバみたいだよ‼」
「失礼なことを言うわね。ちゃんとした人間です。成長しようと頑張っているのよ。でも、炯とれんはなんで子どもとかのこの知らないの⁇」