そうよ。




「でも、王子も馬鹿だねぇー。」


「そーだよ‼ヤんなら避妊ぐらいしろよ。」




あなた達は、何を言っているのですか。




「れん、エリックのこと馬鹿っていわないで‼炯も子供の教育に悪いこと言わないでよッ…んっ。ごめん、ちょっとッ。」


「ローラちゃん、大丈夫⁉」




れんと炯を叱っている時に、急に気持ち悪くなった。



すぐに水道があるトイレに駆け込んだ。




「ゴホッゴホッ、ゴホッ…。」




気持ち悪いよ~。




「お嬢様、大丈夫ですか⁇」




翠ぃ~。




「とりあえず、ベットまで行きましょ。」




悪阻はこんなに辛いとは思わなかった。



よく考えてみれば、これがずっと続くとなんにも食べれないような…。