ああああああーーーーー!!!!
わーすーれーてーたーーー!!!
どうしよう。
「そ、そんな大切なこと忘れるわけがないじゃない~。さっきのは冗談だよ!いま家を出るところなんだ。」
「本当に~?嘘っぽいけど……?」
ヤバっっ!
鋭いな、こいつ。
(↑誰でもわかります)
「とにかく急ぎなよ。うちらはもう待ってられないから、先に学校に入ってるから。」
「わかった~。バイバイ!」
どうしよう。
とにかく着替えよう。
制服どこだっけ?
「お嬢様、制服です。どうぞ。」
「ありがとう…‥って、翠!なんで起こしてくれなかったの。」
「起こしました。でもお嬢様は起きませんでしたよ。遅くまで映画を観ていたからですね。」
うぅ……。
言い返せません。
