「はい?」


「なんでいるのよ!1人にしてほしかったのに!!」



そう、1人がいい。



慣れっこだもの、1人で落ち着きたかったよ。




「このような時にお嬢様を1人には出来ません。」


「そーだよ。ローラは1人じゃないから。」


「っん…なんで…そんなこと、言うの?…もう。うっ…。私っ、ママ…とパパ…と一…っ緒に、いたかった。」


「わかってるよ。泣きたい時は僕たちがいるから、今は泣きな?」


「うっ…うう…。はっ…んああ~……う〜っ……。」




1人でもやっぱり寂しい。



無理やりでもいてくれた。



ありがとう、みんな。