「ゴメンね…びっくりしてさ。妊娠させるつもりはなかったんだ。だから驚いてしまってね。でも嫌だとは思わない。愛してるローラとの間にできた子供を喜ばないわけないから。」
「エリック…。」
「運がいいのか悪いのかわからないけど、経済面では他の人よりは安心して育てられる。親に勘当されようが、俺は子供を諦めるつもりないよ。」
いつもより力強く言っている。
覚悟ができているかのように。
お金があるからこそ自由に生きることはできないかもしれない。
でも幸せにしてあげる自信はある。
「ありがとう、エリック。本当、ありがッとぅ…。」
「ローラ、幸せになろうな。」
「ッぅん…。」
泣いている私にそっとキスをした。
誓いのキスをするかのように…
