すてきな執事達 - Ⅰ -





「ゴメンね…びっくりしてさ。妊娠させるつもりはなかったんだ。だから驚いてしまってね。でも嫌だとは思わない。愛してるローラとの間にできた子供を喜ばないわけないから。」


「エリック…。」


「運がいいのか悪いのかわからないけど、経済面では他の人よりは安心して育てられる。親に勘当されようが、俺は子供を諦めるつもりないよ。」




いつもより力強く言っている。



覚悟ができているかのように。



お金があるからこそ自由に生きることはできないかもしれない。



でも幸せにしてあげる自信はある。




「ありがとう、エリック。本当、ありがッとぅ…。」


「ローラ、幸せになろうな。」


「ッぅん…。」




泣いている私にそっとキスをした。



誓いのキスをするかのように…