すてきな執事達 - Ⅰ -





「エリック。急に来てこんな話いやよね…。何も考えなくていいから。私1人でもこの子を育てることだってできる。だから…私を嫌いにだけはならないで……。」




どうしよう…涙が止まらないよ〜。



これじゃあエリックに嫌われるかも。




「本当に、ゴメンね。…私っ帰る、ね…」




椅子を立とうとしたらエリックに腕を掴まれた。




「なんでだよ。なんで1人で解決して帰ろうとすんだよ…。俺との子供だろ、頼れよ。俺はその子供を愛せる自信はあるよ。」


「え…どういうこと⁇嫌なんじゃないの⁇」


「なんで嫌になるんだよ。とても嬉しいよ。幸せすぎてこの気持ちをどう表せばいいのかわからないんだ。」




そう言って抱きしめられた。



幸せ…すぎて。



エリックは今幸せなの⁇



嬉しいの⁇




「それって本当⁇さっき黙ったから嫌なのかと思った。」