私が妊娠してるって知らないのにわかっているかのように抱きしめる。
エリックはレディーファーストを大切にする人だものね。
だから私はエリックを好きなの。
それからエリックの別荘に入り、みんなで私がいれた紅茶を飲んだ。
「ローラの入れる紅茶はとても美味しいよ。」
「普通にお湯に入れただけよ⁇」
「愛してる人に入れてもらったんだ。普通のでも美味しく感じる。」
「エリック…大好きよ。」
エリックにキスしようとしたら炯に止められた。
「2人になったらイチャつけよな〜。」
あ、今みんないたんだ。
「ローラ、なんで今日スペインに来たんだ⁇」
そうよね。
不思議に思わないはずがない。
今までは休みの時にエリックと会っていたもの。