すてきな執事達 - Ⅰ -





『どーしたの⁇』




木の方から声がした。




『って、木がしゃべった⁉』




え、木しゃべったよ…私に話しかけてきたよ。




『ハハ。そんなわけないよ⁇』


『またしゃべった⁉』


『違うよ。僕はこっちだよ。右だよ。』




え⁇



その方向をみると赤が混ざってる茶髪の男の子がいた。




『木がしゃべったんじゃないの⁇』


『木はしゃべらないよ。』




そっか。



そうよね。




『君、どうしたの⁇』