そのまま家まで送ってくれた。



「お母さんとお父さんいる?」


林田君が私に尋ねた。

「外国に住んでるんだ....」


林田君はニヤリとした。
私はそんなことは知らなかった。


「じゃあ家の中入るよ?」



私は頷いた。