真夜中の 電話。


「マイが 事故った!」


「また~ 何言ってんの!?」


いつもと 違う
なな子の真剣な声に
少し 戸惑いながらも
私は 笑って 答えた。


なな子は
冷たく 低い声で


「…美紗… まじ…だよ… まじたがら…」


「…えっ… 」